健康経営事例2 株式会社白川プロ(東京都渋谷区)の取り組み

こんにちは!健康経営事例.com 管理人の竹田大介です。

本日は、東京都渋谷区の株式会社白川プロ様の健康経営取組事例をご紹介致します。

取材日:令和元年11月11日(月)

インタビュアー:竹田大介

企業プロフィール

会社名:株式会社白川プロ

代表者:代表取締役社長 北森朋樹

設立:昭和37年3月16日

従業員数:290名(男性201名・女性89名)

事業内容:テレビニュースやドキュメンタリー番組の映像編集・音響効果、及びその関連業務

URL:https://www.shirakawapro.co.jp/

お話し頂いた方:執行役員・総務部人事担当 榎本秀男様、総務部副部長 風張有紀恵様

健康経営の取り組み

株式会社白川プロ様では、従業員の健康促進のため、下記のように様々な取り組みを実行されています。

  • 従業員向け健康研修会の実施
    • 当サイト運営の株式会社肉体改造研究所による従業員向け健康研修会を2018年より定期的に開催。デスクワークによる肩凝り・腰痛や、メタボリックシンドロームを改善させるための食事・運動・ストレッチなどを講義と実技を交えて実施している。
  • 健康診断受診率の向上 目標100%
    • 部署ごとの受診リストを毎月1回管理職に送付し、各担当者へ受診を促す取り組みを2012年から行い、昨年度は受診率96.7%!3年連続受診率向上で東京都報道事業健康保険組合から表彰!
  • 安全衛生委員会
    • 毎月1回、活動内容の報告を行い、議事録を全従業員が閲覧できるようにしている。
  • メンタルヘルス
    • 義務化される前から、取締役が外部セミナーを受講し情報収集
    • 3ヶ月に1回、外部の精神保健福祉士の方に来て頂き、メンタルヘルスケア相談会(通称:よろず相談会)を開催。
  • 産業医による健康診断結果のチェック
    • 毎月実施。産業医の指示に基づき、再検査を勧奨。
  • セルフケア研修会
    • 従業員自身がストレスやメンタルヘルスに対して理解し、自らのストレスに気付き、予防や対処を行うことができることを目指し、年1回、外部の産業カウンセラーの方に来て頂き開催。
  • ラインケア研修会
    • 管理職が職場環境の改善、従業員からの相談対応、職場復帰における支援などを行うための研修会を実施。
  • 事務所に血圧測定器を設置
  • 感染症予防のため、マスク・アルコール消毒液を各部署に設置
  • 従業員の運動機会を増やすための活動
    • フットサル部、駅伝チーム、マラソン大会出場、ボウリング大会開催など。
  • 禁煙の推進
    • 従業員にアンケートを実施。「禁煙したいけどやめられない」希望者には、禁煙外来のプログラム終了後に助成金を出す取り組みを今年から開始。
  • 健康カレンダー
    • 健康に役立つ情報や座ったまま出来るストレッチの方法などを掲載した自社カレンダーを全従業員に配布。

このような取り組みを行ったことで、下記の成果が表れているとの事。

  • 以前は休職した後に退職する人もいたが、復職する人の割合が増えた
  • 従来採用していた大学・専門学校以外の学校から問い合わせが増え、採用校の幅が広がった
  • 学校主催・東京都主催などの就職説明会から声がかかるようになり、採用に繋がった

株式会社白川プロ様では、上記のような素晴らしい取り組みをされた結果、

  • ライフ・ワーク・バランスフェスタ東京2017「仕事と介護の両立推進部門」で表彰
  • 健康保険組合連合会東京連合会 健康優良企業 銀の認定

と社外より優良企業として認められ、企業価値を高めておられます。

来年度は健康経営優良法人認定を目指されるとのこと!

弊社でも引き続き従業員様のヘルスリテラシー向上のための健康研修会を中心として株式会社白川プロ様の健康経営をサポートさせて頂きたいと思います。

本日はお忙しいところ取材のお時間を頂きまして、ありがとうございました。

※取材後、健康経営優良法人2020 中小規模法人部門に認定されました。

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